夏の肌ダメージは秋にあらわれる|保湿と角質ケアで修復を

夏に受けた肌のダメージは
すぐに実感できるものでは
ありません。

少し時間がたった秋口になると

シミ・シワ・乾燥・くすみ・・と

いろんな肌トラブルとなって
姿を現してきます。

これは夏に受けた
紫外線ダメージや
汗やエアコンによる乾燥が
大きな原因となっています。

なにも対策をせず秋をすごし
冬を迎えると肌悩みはどんどん増え
状態は悪化するだけです。

ここでは夏の肌ダメージを
修復するお手入れ方と秋に現れる
肌トラブルと原因についてお話します。

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★夏の肌ダメージで秋に現れる
シミ・くすみ・乾燥・しわの原因とは?

★肌ダメージの修復ケアとは?

★まとめ

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肌にとって過酷な夏の環境のなかで
紫外線からも乾燥からもしっかりと
肌を守ったつもりでも

秋ごろになると

最近顔の乾燥が気になり
化粧ノリも悪くなった気がする・・?

シミが濃くなったような気がする・・?

目の周りに小じわが増えたような・・?

秋になると夏の肌ダメージは
いろんな形で表面化します。

これは肌の力だけで自然に
回復することはありません。

それどこらか
ダメージを受けた肌を放置して
秋を過ごすと肌の老化はどんどん進み
冬を迎えるころ肌の状態は大変なことに

そうならないためにも
角質ケアと保湿ケアで肌ダメージの
リセットをしましょう。

秋に肌トラブルが多いのは

夏に肌がダメージを受けても
実感できるのは少したってから
表面に現れてくるのです。

肌の細胞の入れ替わりは
20代で約28日周期
30~40代で約45日周期です。
(肌のターンオーバー)

そのため、ちょうど秋ごろになると
夏に蓄積された肌ダメージが
肌表面に現れてくるのです。

★夏の肌ダメージで秋に現れる
シミ・くすみ・乾燥・しわの原因とは?

【秋に現れるシミの原因は?】

・紫外線が表皮細胞にあたると
肌内部を守ろうとしてメラニン色素が
過剰に生成され蓄積されます。

蓄積されたメラニン色素は
肌のターンオーバーで肌表面に
押し上げられます。

表面に上がってきたメラニン色素は
ターンオーバーで古い角質と一緒に
排出されますが

肌のターンオーバーが乱れ
メラニンの生成と排出のバランスが
崩れるとメラニン色素は肌に蓄積され
突如シミとなって姿を現します。

【秋になると現れるくすみの原因3つ】

・紫外線によるくすみ

強い夏の紫外線を浴びることで
過剰にメラニンが生成され

ターンオーバーで排出されなかった
メラニンは肌の内部に蓄積されます。

その結果、秋になると
くすみとなって現れるのです。

血行不良もくすみの原因になります。

・乾燥によるくすみ

夏のエアコンや大量の汗で肌が乾燥すると
キメが乱れ細かな凸凹ができその影で
見た目くすんで見えるのです。

・古い角質が溜まってできるくすみ

紫外線ダメージや乾燥が原因で
古い角質が排出されず肌表面に蓄積され
角質層が厚くなった結果

肌がごわついたり、カサついたり
キメが乱れたりして肌に透明感がなくなり
くすんでみえるようになるのです。

【秋になると現れるしわ・乾燥の原因】

・紫外線

紫外線が真皮まで届いてしまうと
コラーゲンを傷つけ
シワやたるみの原因になります。

紫外線を浴びると肌は乾燥し
「バリア機能」も低下し
いろんな肌トラブルの原因になります

・エアコン

エアコンは湿度を下げるため
肌の水分が奪われます。

冷風に直接あたると
さらに乾燥しやすく
小じわの原因にもなります。

外で大量の汗をかき
室内のエアコンで汗が乾く。

これを繰り返していると
乾燥しやすい肌になり
バリア機能も低下します。

・大量の汗

夏は大量の汗をかくことで
肌の水分だけでなく

肌の水分の蒸発を防いでくれている
皮脂膜も失われているので肌は乾燥
してしまいます。

汗をかいてそのままにしておくと
汗が蒸発するとき肌の水分も奪って
蒸発します。

肌の水分を奪われ乾燥しやすくなった肌は
肌のバリア機能も低下するので
いろんな肌トラブルが起こってきます。

肌が乾燥するとしわ・たるみの原因に
なります。

秋になって湿度が下がり乾燥した肌に
普通のお手入れでは肌の乾燥は防げません

★夏の肌ダメージは
角質・保湿・美白ケアで修復

・角質ケア

肌のターンオーバーを高める

ピーリングコスメや酵素洗顔で
古くなって肌に溜まった角質と
余分なメラニンも一緒に除去します。

ピーリングコスメはAHAなどを配合したもので
ミルクやジェルタイプの洗い流すタイプの
ものを選ぶようにするといいです。

肌が弱っているので、
はじめは週1回の使用から
開始するといいですよ。

(私は肌が弱いので月2回くらいです)

※AHAとは
ピーリングコスメに配合されている成分
グリコール酸・乳酸・フルーツ酸が
AHAにあたります。

この後に使う化粧品の浸透力も
アップしますよ。

・保湿ケア

肌にはもともと水分をキープする
しくみが備わっていますが

夏の肌ダメージでその機能は低下し
角質内に水分をキープする保湿物質も
減少しています。

それを補うために早く高保湿ケアに
切り替え潤いのある肌に戻すのです。

だからと言って化粧水をたっぷりつけても
保湿にはなりません。

保湿とは体の外から水分を入れるのではなく
体の内側から湧き上がる水分を肌の中で
保つサポートをすることが本当の保湿ケアです。

オイルを上手に使って油分の調整を
してください。

夏の強い紫外線を浴びて角質が厚くなり
肌がゴワゴワ・カサツキ・毛穴が
気になっている方は特に。

セラミド配合のクリームを
プラスするといいですよ。

蒸しタオルを顔にのせると血行が良くなり
化粧水や美容液の浸透が良くなります。
(私はよくしてます。特に冬はいいですよ)

お風呂はシャワーで済ませず
3分でも5分でも湯船につかるほうが
血液循環が良くなります。

・化粧品を選ぶときの参考に

美容液は抗酸化成分配合のものを
選ぶといいです。

抗酸化成分 ⇒ リコピン・コエンザイムQ10
ビタミンC誘導体・アスタキサンチン
レスベラトロールなど

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化粧品には「ビタミンC誘導体」ではなく、

リン酸アスコルビルMg
リン酸アスコルビルNa
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
パルミチン酸アスコルビル
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
などの名称で配合されています。
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スキンケアの仕上げに美容オイルを
プラスするといいです。

・美白化粧品でお手入れを

夏に受けた紫外線ダメージで現れた
シミやくすみを消すための美白化粧品
ではありません。

美白化粧品ですでにできてしまった
シミを消すことはできません。

これから少しでも新しいシミを
作らないために美白化粧品で
お手入れをすることは大切です。

美白化粧品を選ぶときは
「医薬部外品」や「薬用」と
記載のあるものを選ぶといいですよ

できてしまったシミやくすみを消すのは
美容医療でないと無理です。

※うっかり日焼けした日

ローションパックをするといいです。
(今日の肌ダメージは今日のうちに)

これからやってくる秋冬に備えて
疲れた夏の肌をしっかりお手入れ
しましょうね

・紫外線対策

紫外線対策は夏だけなく
季節・天候に関係なく
1年中しっかり行いましょう。

夏に受けた肌ダメージは
自然にリセットはされません。

一日も早く修復ケアを始めてください。

すぐには結果は出ないかもしれませんが

お手入れをサボりたい時も
あるかもしれませんが

いつまでも美しい肌でいるために
毎日コツコツと丁寧にお手入れを
してくださいね。

★まとめ

夏に受けた肌ダメージは
秋になるとシミ・しわ・くすみ
乾燥などいろんな肌トラブルとして
秋に現れることが多いです。

肌ダメージを修復するには
角質ケアと高保湿ケアに重点を置き
お手入れを始めること。

これからシミやくすみを増やさないために
美白ケアは行ってください。

一年じゅう(365日)紫外線対策を
万全に行ってください。

少しでもお役に立てればうれしいです。

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