シミの改善は正しいスキンケアで!間違ったお手入れは逆効果

シミの改善をスキンケアだけで
しようとするのは難しいですが、
状態によってできるものはあります。

間違ったお手入れを続けていると
今よりもひどい状態になったり
新しい肌トラブルの元を作ることも・・

スキンケアで改善できるシミは3つです。

・老人性色素斑
・肝斑
・炎症性色素斑

このページでは、間違ったスキンケアと
正しいスキンケアの両方をお伝えします。

正しいスキンケアを続ければ
すべてのシミが改善される
わけではありません。

シミの種類によって
シミの状態によって

正しいスキンケアでも改善されない
シミとされるシミがあるのです。

はじめに、正しいスキンケアで
改善されるシミを紹介します。

<老人性色素斑>
(日光性黒子)

今まで浴びてきた紫外線が
蓄積してできるシミです。

加齢とともに急に頬などに
出てきます。

ごく初期のうっすらとしたシミなら
美白化粧品の有効成分が効果を
発揮してくれます。

シミの輪郭がはっきりしてきたシミは
レーザー治療が効果的です。

<炎症後色素沈着>

ニキビや虫さされ、やけどなどの
炎症が刺激となってメラニンが
過剰生成し沈着したシミ

炎症後色素沈着は
半年~2年で薄くなることがほとんどです。

消える過程で紫外線を浴びてしまうと
何年たっても消えずにシミとなって
残る場合もあります。

<肝斑>

原因は
ホルモンバランスの乱れが
影響している。

30~40代の女性特有のシミで
瞼から下の両頬にできます。
(下瞼にはできません)

美白化粧品などの効果が
期待できますが、内服薬と
弁用するとより早く効果が出やすい

効果が出ない場合は、
後天性真皮メラノサイトーシスを
疑ってください。

これも、左右対称にできるシミです。

この3種類のシミが、スキンケアで
改善できるシミですが、紫外線対策は
しっかりしてないといけません。

シミを改善するには
肌の新陳代謝を正常に戻す。

肌を乾燥させない。

肌に負担や刺激をかけず
メラニンの生成はをえる。

この3つがしっかりできていれば
シミは徐々に薄くなっていきます。

間違ったスキンケアは
肌の新陳代謝を正常に戻すことも
メラニンの生成を抑えることもできません。

・できているシミは、余計に濃くなります。

・間違ったお手入れで、
新しくできるシミもあります。

・肌が乾燥すると紫外線による肌ダメージが
大きくメラニンの量が増えシミの予備軍を
作ります。

スキンケアの工程別に
シミを作る間違ったお手入れをお伝えします。

★間違ったスキンケア ①クレンジング

メラニンの生成を左右します。
乾燥しやすい肌を作ってしまいます。

・ゴシゴシこすらない

角質が傷ついたり、剥がれたりして
肌トラブルの原因を作る。

・クレンジング料をケチらない
ケチると肌を傷めシミの原因に
摩擦で肌に負担がかかる。

・クレンジングに時間をかけすぎない

必要以上に肌の潤いを取ってしまう。

・メイク汚れを落とすのにクレンジングを
使わない

洗顔料で2度洗いしてもメイクなどの
油性の汚れは落ちない。

・メイク落としはふき取りタイプを
使っている。

ふき取るときに肌に小さな傷がつきやすい。

・クレンジングでマッサージをする

長い時間クレンジングをしているのと
同じで、クレンジングとマッサージは
目的が違います。

★間違ったスキンケア ②洗顔

メラニンの生成を左右します。
乾燥しやすい肌を作ってしまいます。

・洗顔料で2度洗いをする。

・泡の量が少なく泡の質が悪い
(弾力のある泡で洗っていない)

・ゴシゴシこする

洗顔は摩擦で洗うにではなく
泡で汚れを落とすのです。

こすって洗うと角質層を傷つけます。

・フェイスブラシなど道具を使って
洗っている

・すすぎ不足

泡が残っていると肌への刺激になります。

・時間のかけすぎ

★間違ったスキンケア ③化粧水の付け方

・コットンでこすらない

・何度もパッティングをしない
(パタパタたたきすぎない)

コットンによる肌への刺激は
大きいです。

★間違ったスキンケア ④保湿の

<美容液>

・塗る量が少なすぎる

・顔の気になるところしか塗らない

・2つ以上使うとき
塗る順番を考えずに塗る

<乳液・クリーム>

・強くこすったりすり込んだりして
つける

・たくさんつける。
肌がテカりがちな部分に油分を
与えすぎると皮質めりの原因に

≪シミを改善してくれる正しいスキンケア≫

【ぬるま湯の目安】
大体30℃~36℃くらいの間

肌質によって違いますが

敏感肌や乾燥肌の人 30℃~34℃くらい

普通肌の人  35℃前後

脂性の人は  36℃~38℃まで

【適量とは】
使用説明書に書かれている分量です。

【正しいクレンジング】

肌への負担が一番大きい工程

<役割>
油性のメイクアップ量などの汚れを
落とすこと。

①適量のクレンジング料を手に取る

②皮膚の強い額から、クレンジング料を
のせていく。

のせる順
皮膚の強いTゾーン→Uゾーン→目元・口元

③たまごを割らないくらいの力加減で
やさしくメイクアップ料となじませる。

④ぬるま湯で、手早く短時間ですませる。

メイクをなじませ、すすぎ終わるまで
約1分で終わらせる。

少しクレンジング料のぬめりが残っていても
次の洗顔で落とせるので大丈夫です。

※ポイントメイクは専用の
リムーバーで落としてください。

【正しい洗顔】

クレンジングの次に肌に負担がかかる
工程が洗顔です。

<役割>

排気やほこり、汗や皮脂、古い角質など
水性の汚れを落とすのが洗顔です。

①ぬるま湯で顔をぬらす。

②手に適量の洗顔料を取り泡でクッションが
できるような弾力のある泡を立てる。
(すぐに消えてかない泡)

③弾力のある泡で
鼻→額→頬→口周り→目の周りの順に
汚れとなじませていく。

手のひらと顔でこの弾力のある泡をはさみ
泡をゆっくりなじませ毛穴の中から汚れを
浮かせる感じです

④すすぐときは、洗面器を使って
すくい水で短時間で洗い流します。
(ぬるま湯で)

洗顔も1分~1分半で、
すすぎ残しのないように丁寧にすすぐ。

※生え際は洗い残しやすい部分なので
注意してください。

⑤顔をふくときも、
こすらずそっと抑えるように

★朝の洗顔は必ずしてください。

寝ている間に出る汗や皮脂、
昨夜お手入れした化粧品に
ほこりなどがついているから。

【正しい化粧水の付け方】

<役割>

水分と保湿成分を与え角質を柔軟にし
肌を整え、次の工程の美容液・乳液などが
浸透しやすいように肌の土台を作る。

①手のひらに適量をとる。

②手で顔全体にサッと押さえるように
なじませる。

※コットンを使われる場合は
強くこすったり、パッティングは
しないでください。

【正しい保湿】

【美容液】

①美容液を適量手のひらにとる。

保湿美容液の場合は肌の乾燥状態で
調節する。

※適量より少ないと効果は出ません。

②顔全体につける

目の周りやフェイスラインは
手のひらや指の腹でそっと
押さえながら馴染ませる。

※2つ以上の美容液をつける場合
水っぽいもの→油っぽいもの
の順につける。

【乳液・クリーム】

乳液とクリームの違いは
水分と油分の違いで
油分が多いのがクリームです。

(乳液)

適量を手に取りこすらず
肌の上を滑らせるように
優しくなじませる。

(クリーム)

皮脂分泌が少ない部分だけに
薬指でトントンとなじませる。

<まとめ>

汚れを落とす工程
クレンジング・洗顔

・ぬるま湯で洗う(30℃~36℃のぬるま湯)
・ゴシゴシこすらない
・使用量は適量使う(ケチらない)
・時間をかけない(約1分~1分半ですませる)

化粧水
水分を補い肌の土台を整える
適量を手に取りやだしく肌に浸透させる。

美容液
保湿成分や美白成分を肌に補給する。

・適量を手のひらに取り顔全体に塗る
・こすらず手のひらで押さえるように塗る。

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