シミの原因は紫外線以外にもあるの?肌に刺激を与えないこと

シミができる原因は
紫外線以外にもあります。

UV対策はバッチリしているのに

顔のシミが増えたり濃くなってきたと
感じるなら肌への刺激が関係して
いるかもしれません。

シミができる原因は
紫外線以外に「刺激」があります。

この記事では、2種類の刺激と
その対処法について話します。

顔のシミは紫外線対策と美白ケアを
しているから大丈夫って思っていませんか?
(私は思っていました(;^_^A )

紫外線対策はしっかりしているのに

急にシミが増えたり色が濃くなったり
肌がくすんできた・・・と
もし思ってみえたら

それはシミの原因が紫外線だけでなく
それ以外にあるのかもしれませんね。

私の場合は紫外線対策と美白ケアは
ほぼバッチリしてたのにシミが濃くなって
徐々に増えてきました。

原因はお手入れの時の摩擦と
活性酸素でした。

そこに気づいてからは
できたシミはキレイに消えることは
ありませんが、ほぼ目立たなくなりました。
(ノーファンデーションでOK (*´∇`*))

紫外線以外にシミができる原因を
お伝えする前に

ご存じだとは思いますが

よく悪者扱いされている
メラニンについて少し
お話させていただきます。

メラニンとは?

メラニンには黒色メラニン(ユーメラニン)と
フェオメラニンの2種類あります。

シミの元は黒色メラニンの方です。

私たちの肌や髪の毛、目の瞳の色を
構成する色素もメラニンです。

皮膚に黒色メラニンがたくさん含まれると
肌は黒く見えます。

皮膚は真皮に紫外線が届かないように
基底層にあるメラノサイトでメラニンを
作り出して黒いカーテンを引くように
ブロックしているのです。

こうして役目の終わった黒色メラニンは
ターンオーバーで古い角質と一緒に
排出されるのです。
(ターンオーバーが正常の場合)

どうして黒色メラニンが
シミの元になってしまうのか?

①紫外線やストレスなどで
メラノサイトが活性化される。

※メラノサイト
メラニンをつくる工場

②メラノサイトのみ存在する
「チロシナーゼ」という酸化酵素の力で
すぐにメラニン色素へと変化してしまう。

③メラニン色素はターンオーバーとともに
排せつされます。(正常な場合)

④メラニンが過剰に作られたり

加齢や肌の乾燥
ターンオーバーの乱れなどで
メラニンの排せつ機能が低下すると

メラニンは肌内部に蓄積され
シミの元になります。

睡眠不足・ストレス・喫煙などは
ターンオーバーが乱れる原因になり

シミができる原因は
紫外線以外にもあります。

「紫外線対策をしているのに
シミが増えてきた」という方は
紫外線以外の原因で肌がトラブルが
起きているのかもしれません。

紫外線以外でシミのできる原因の1つ

肌への刺激です。

肌への刺激と言っても2種類あります。

外側から表皮細胞に刺激を与える。

体内で発生した物質から刺激を受ける。

・外部からの刺激とは?

紫外線や摩擦のように
外部から刺激を与えると

表皮細胞は刺激を受けると
「メラニン色素をつくれ」という
指令を出します。

指令がメラノサイトに届くと
メラノサイトが活性化し
メラニンが生成されるのです。

<紫外線>

紫外線による肌ダメージは大きいので
紫外線対策は最も重要なんです。

<摩擦>

摩擦は肌にとって刺激になり
炎症を引き起こします。

それだけでなく
肌への摩擦で角質層がダメージを受け
バリア機能が低下してしまいます。

バリア機能が低下した肌は外的刺激に
とても弱く肌は炎症を引き起こします。

肌に炎症が起きたときも
脳はメラノサイトに指令を出すので
メラニンは作られるのです。

じゃー
肌はどんな時に摩擦を受けているのか?

・スキンケアによる刺激(こする)

スキンケアの工程の中でも特に
クレンジングや洗顔は摩擦が起こりやすい。

<クレンジング>

水っぽいタイプのクレンジングは
摩擦を起こしやすい。

クレンジング剤の量が少ないと
摩擦が起こりやすくなります。

メイクとなじませるとき
力を入れると角質層が傷つき
シミだけでなくいろんな肌荒れを招く。

時間のかけすぎは肌にとって
刺激になる。

※クレンジングはすすぎまで含めて
約1分間で終わらせるように心がける

<洗顔>

洗顔の時の摩擦とは

泡立てが足りない。

摩擦で洗わず泡で汚れを浮かして落とす。

すすぎ不足

時間をかけすぎない。

※洗顔も1分~1分半で終わらせる。

注)特にスクラブ洗顔には気を付けて。

洗顔後、タオルで顔をふくときは

ゴワゴワになったタオルは
摩擦の原因です。

拭くときは
水分をタオルに吸収させます。

<基礎化粧品>

化粧水

手でパチパチたたかない。
手で押さえるようになじませてつける。

※コットンを使う場合は特に注意が必要。

コットンで肌を擦らない。

コットンでパッティングしても
肌に刺激を与えるだけで
あまり意味がありません。

<美容液・乳液・クリームなど>

ゴシゴシとすり込むように
化粧品をなじませない。

化粧品を手のひらで温めて
優しく顔を押さえるように
サッと顔全体になじませる。

ハンドプレスを基本にしてください。

<マッサージによる摩擦>

手でマッサージをするときも
肌を擦ったり押したりと肌に
摩擦が起きています。

特に注意してほしいのが
美顔器を使ったマッサージです。

肌の敏感な人はマッサージは
あまりお勧めできません。

・肌内部で刺激を受ける

体内で発生した活性酸素はメラノサイトを刺激し
メラニンが過剰に生成されるのです。
(肌内部の細胞や物質にダメージを与える)

<活性酸素>

シミの原因活性酸素
(活性酸素が増えるとシミも増える?)

活性酸素とは

体内に入った酸素の一部(約2~3%)が
活性化された酸素で、ほかの物質と
反応しやすい状態に変化しています。

活性酸素は不安定な酸素なので
何かとくっついて安定しようとする
特性を持っています。

活性酸素が皮脂とくっつくと
皮脂は酸化されてしまいます。

活性酸素によって酸化した皮脂は
肌細胞を傷つけるので

肌はメラニン色素をつくって
内部を守ります。

このときメラニンが過剰に
作られたりするとシミの
原因になります。

肌の酸化とは
皮をむいたリンゴが茶色くなったり
金属がサビるように人体の細胞が
サビる(酸化)ってことです。

原因は活性酸素です。

年をとると肌にシミができますが
これは「老人斑」といって細胞が
活性酸素によって酸化された跡です。

本当は活性酸素は悪者ではなく
私たちにとって必要な物質です。

活性酸素は体内に入った細菌や
ウイルスなどの病原菌や身体にとって
異物となる有害物質を分解してくれて
いるのです

活性酸素を発生させる原因ってなに?

活性酸素が増える大きな原因は
紫外線とストレスです。

・紫外線

紫外線は活性酸素を発生させます。

紫外線を浴び続けると活性酸素がたまって
細胞の酸化が起き、シミ・しわ・たるみなどの
光老化が進みます。

・ストレス

ストレスを感じている状態は
リラックスした状態の約3倍活性酸素が
発生するそうです。

すると肌内部で炎症が起き
過剰にメラニンが生成されます。

さらに生成されたメラニンは
活性酸素によって酸化が進み
黒くなりシミになります。

活性酸素を除去するには?

皮膚の中にはもともと抗酸化物質
(ウロカニン酸・グルタチオン)があり
増えすぎた活性酸素を除去しています。

残念だけどこの抗酸化物質は年齢とともに
減ってしまうため体内に活性酸素が
蓄積されて酸化ストレスになります。

すると活性酸素を消去しようとして
メラニンが増えシミを作るのです。

抗酸化物質を増やすには?

抗酸化物質を肌内外から
取り入れることです。

ビタミン A.C.E
(特に抗酸化力に優れた栄養素)

ビタミンP ⇒ ビタミンCの作用を強化する

ビタミンB ⇒ 酸化したビタミンCを還元する

これらを含む食材やサプリで補う

化粧品もサプリと同様の成分がおススメです。

肌の酸化(サビ)を防ぐ食べ物は?

ベータカロチン ⇒ 緑黄色野菜
トマト・ニンジン・かぼちゃ

ビタミンC   ⇒ 果物や野菜
レモン・小松菜・ピーマン

ビタミンE   ⇒ 種実類
アーモンド・ナッツ・ごま

ビタミン類は体の中で作れないので
食事で補いましょう。

シミを防ぐには
紫外線以外の原因も知って
しっかり対策をすることが
美肌を手に入れるポイントです。

まとめ

紫外線対策は365日しっかりしてください。

紫外線以外には
スキンケアの時の摩擦は肌にとって
刺激になり角質層がダメージを受け
炎症を引き起こします。

炎症もメラニンを発生させ
シミの元になるので注意して
ください。

※注意してお手入れをしてください。

体内で作られる活性酸素は
細胞を酸化させ傷つけます。

細胞が酸化してもメラニンは過剰に作られ
シミの原因になります。

活性酸素は抗酸化物質でできるだけ
除去しましょうね。

体内に抗酸化物質を増やすために

「ビタミン A.C.E」を食材やサプリで補う
化粧品も同じ成分配合の物がおススメです。

少しでもお役に立てればうれしいですヽ(〃v〃)ノ

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