顔にシミができるとこれ以上増えたり
濃くなる前にセルフケアでできることなら
消したいと思いますよね。
テレビや雑誌でよく見かける
美白化粧品や日焼け止めを使って
お手入れをしたり
肌に良いといわれてることはしてるのに
だんだん濃くなってくるのはどうして？って
悩んでいる方も見えるのでは
ないでしょうか？
そんな方に、顔のシミが濃くなる原因と
対処法についてお伝えします。
シミとは簡単に言うと
メラニンが上手く排出せれず
表皮に残り色素沈着を起こしたものが
シミです。
私たちの肌の細胞は約28日周期で
新しい細胞に生まれ変わる新陳代謝
（ターンオーバー）を繰り返しています。
メラニン色素の役割は
紫外線や活性酸素から皮膚細胞を守るために
肌内部でつくられるのです。
肌のターンオーバーが正常であれば
役割を終えたメラニン色素は約28日サイクルで
古い細胞と一緒にアカとして排出されるので
シミとなりません。
と、簡単に言っても
理想通りにはいきません。
シミが目立ちはじめてはじめて
これ以上増やしたくない！
これ以上濃くしたくない！
早く消したい！
とあわてるんですよね。
（私はそうでした）
でも原因が分からないと
対処法もわかりません。
シミが濃くなる原因を調べました。
シミが濃くなる原因は・・・？
【紫外線でシミが濃くなる場合】
★薄いシミが紫外線ダメージを
受けると濃くなります。
シミができたところは、
さらに新陳代謝が落ちます。
そこに紫外線が当たるとさらに濃くなり
濃くなったシミほど治りにくくなります。
【活性酸素でシミが濃くなる場合】
活性酸素は、体内に侵入したウイルスや
細菌を退治する役割を持っています。
加齢やストレスで活性酸素を消去する
酵素の働きが弱くなると、活性酸素が
増えすぎて健康な細胞まで酸化させます。
紫外線を浴びていないのにシミが増えたり
濃くなる大きな原因は活性酸素です。
活性酸素が発生すると、肌の内部で炎症が起き
過剰にメラニンを生成し皮膚細胞を守ります。
活性酸素はによってメラニンは酸化され
黒化しシミとなり濃くなります。
※酸化＝サビること
皮膚が酸化すると細胞にダメージを与え
シミ・シワ・など徐々に老化を進めます。
【加齢によってシミが濃くなる場合】
★年齢とともに肌の新陳代謝は落ち
活性酸素を消去する酵素の働きも
弱くなり皮膚が酸化するから
【ストレスでシミが濃くなる場合】
★ストレスによって発生した活性酸素は
シミを増やしたり、濃くしたりします。
【摩擦でシミが濃くなる場合】
★シミはこする（摩擦）ことで濃くなります。
クレンジングや洗顔でメイクを落とすとき
ゴシゴシ擦ったり
できたシミに対して、美容液やクリームを
こすりつけるように塗ると余計にシミは
濃くなってしまいます。
気になっても触らないようにしてください。
初期の段階なら
セルフケアで改善できるシミは
この3つです。
↓ ↓ ↓
老人性色素斑
炎症性色素沈着
肝斑
この3つのシミについて
濃くなる原因と対策
【老人性色素斑】
・今までの紫外線による肌へのダメージが
徐々に蓄積されてシミとなって現れます。
※ある日突然現れます。
・紫外線を浴び続けることによって
生じる老化現象が原因で現れる。
（若い頃、日焼けした人ほどできやすい）
紫外線によるシミは、普通は何もしなくても
時間が経てば、肌の新陳代謝とともに
メラニンは排出されシミは自然に薄くなります。
同じように紫外線が原因でできるシミでも
たくさんの女性が悩んでいる頑固なシミが
「老人性色素斑」です。
＜＜老人性色素斑が濃くなる原因は？＞＞
★活性酸素による酸化ストレスを
なるべく受けないようにする。
★加齢によって肌の新陳代謝機能の低下
★薄いシミも紫外線を浴びると濃くなる。
★ストレスや疲労はシミを悪化させます。
＜＜老人性色素斑の改善＞＞
・基本は日焼けをしないことが一番です。
・細胞の酸化を防ぐ
抗酸化物質を補うためにビタミンC
ビタミンE・リポ酸の摂取
・紫外線対策
日傘やUV加工の帽子や服などで
紫外線をカットする。
毎朝欠かさず日焼け止めは塗っているのに
シミが徐々に濃くなりよく目立ってきた方に
朝日焼け止めを塗ってから
いつ塗り直していますか？
日焼け止めの数値に関係なく
2時間を目安に塗り直してください。
このとき、必ず「あぶらとり紙」で
皮脂や汗を取り除いてから日焼け止めを
つける。
Tゾーンやあごなどの皮脂や汗が
気になるところだけ優しく肌に
当てて取るようにする。
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日焼け止めの効果は・・・
SPF(肌を赤くする紫外線B波を防止）
日焼け止めを塗って15分間肌が赤くならない
効果をSPF1として数字が大きくなるほど
効果が持続する時間も長くなります。
例
SPF30 → 7.5時間（15×30=450分）
PA（色素沈着を起こす紫外線A波）
＋の数で効果を表します。
＋が多いはど効果も大きい
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・ビタミンAで薄くしたり予防したり
できます。
・肌のターンオーバーのサイクルを
正常な状態に保つこと。
表皮に蓄積しているシミなので徐々に
古い細胞と一緒に排出することで薄くなる
可能性がある（私は薄くなりました）
※ピーリングを月2～3回するのもいいですよ
（私は皮膚が薄いので月2回ぐらいです）
・紫外線対策で黒色メラニンの分泌を抑える。
【炎症性色素沈着】
ニキビや湿疹・化粧かぶれなどによる
肌の炎症が治った後に生じる茶色いシミ
ムダ毛を処理して毛穴が黒ずんだりするのも
炎症性色素沈着です。
※年齢に関係ありません。
＜＜炎症性色素沈着が濃くなる原因は＞＞
★紫外線を浴びることで悪化して濃くなり
消えにくくなります。
＜＜炎症性色素沈着の改善＞＞
・肌に合わない化粧品や薬品を使わない。
・ムダ毛処理は自分でなるべくしない。
・紫外線を直接肌に当てないようにする。
・ビタミンC誘導体が配合されている
美白化粧品が有効です。
・ビタミンAがよく効きます。
【肝斑】
更年期にさしかかった30代後半から
50代くらいの女性にできやすいです。
主な原因は女性ホルモンが乱れです。
メラノサイトが活性化され、
シミの原因となるメラニンが
生成されるから。
両頬にモヤモヤッと左右対称に
できることが多いシミです。
＜＜肝斑が濃くなる原因＞＞
★レーザーか塗り薬のいずれかの治療でも
かえって濃くなることもあります。
★合っていない化粧品の使用で
濃くなることもあります。
★妊娠や日焼けこする刺激などで
濃くなります。
★ストレスなどでホルモンバランスが
崩れても濃くなる場合があります。
＜＜肝斑の改善法＞＞
・トラネキサム酸の服用が
効果的です。
・ピーリングでできてしまった
メラニン色素を排出する。
ピーリングは加齢とともに遅くなった
ターンオーバーを早める効果があります。
これによってメラニン色素を排出する
スピードがアップします。
・美白化粧品が有効なタイプ
ビタミンC誘導体・プラセンタエキス
トラネキサム酸・甘草フラボノイドなど
【まとめ】
＜シミが濃くなる原因＞
★紫外線
シミができているところは
新陳代謝が低下している。
そこに紫外線が当たるとシミは濃くなる。
★加齢
肌のターンオーバーが低下し
メラニンの排出が上手くできなくなる。
★ストレス
活性酸素が増えて、肌の細胞を酸化させる。
★活性酸素
紫外線に当たっていないのに
シミが増えたり濃くなるのは
活性酸素が原因です。
★摩擦
刺激を受けると皮膚の細胞を守ろうとして
メラニン色素を生成する。
＜改善法＞
・紫外線から肌を守る。
・肌の新陳代謝を正常にする
・お手入れのとき肌をこすらない
・日焼け止めの付け直しをする。
私のシミが改善されない原因は
・シミは老人性色素斑でした。
・加齢で肌のターンオーバーが遅く
メラニンの排出が上手くいってなかった。
・日焼け止めの付け直しを
お昼に1回するだけだった。
・老人性色素斑に合った美白化粧品を
使っていなかった。
これが大きな原因でした。
ここを気を付けてからは
徐々に目立たなくなりました
お手入れはちゃんとしているのに
シミが改善されない方の
お役に立てれば嬉しいです。
