年齢を重ねると肌の代謝機能が低下し
ターンオーバーで排出されなかった
メラニンが色素沈着として肌に残り
シミになります。
それ以外にも長年蓄積された
紫外線ダメージも原因の1つです。
年だからとあきらめず、
いつまでも若々しいお肌を
キープするために
このページでは加齢によってシミが
できる原因と特徴・対策について
お伝えします。
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★加齢によってシミができる原因は?
★年を重ねるとシミが増えたり
目立ってくるのはなぜ?
★加齢によるシミの特徴は?
★加齢によるシミの対策は?
★まとめ
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実年齢は誰でも平等にとっていきますが
見た目年齢はお手入れしだいで違います。
加齢に負けない美肌を目指して・・・
<<加齢によってシミができる原因は?>>
20代の健康な肌は
約28日周期でターンオーバーが行われ
絶えず細胞が入れ替わっているので
表皮が乾燥しても・紫外線ダメージを受けても
キレイな肌に戻せるのです。
作られたメラニンもしっかり
排出されるのでシミにはなりません。
●加齢によってターンオーバーが遅くなると
(肌の代謝機能の低下)
年齢を重ね40代になると
ターンオーバーの周期が
約40日かかるといわれてます。
ターンオーバーが遅くなると
古い角質やメラニン色素が
なかなか排出されず肌に蓄積され
シミの原因となって残ります。
表皮の傷の治りが遅くなったり
肌が乾燥し紫外線などの
ダメージも受けやすい。
※メイクなどの汚れが残っていたり
過剰な洗顔で肌に刺激を与えるのも
ターンオーバーの乱れになります。
●長年にわたって少しずつ浴びた
紫外線により作られたメラニンは
表皮の奥に蓄積されています。
そのメラニンが年齢を重ねると
(40代以降)突然シミとして
現れるのです。
長年浴びてきた紫外線ダメージの蓄積は
表皮細胞の老化(光老化)につながり
メラニンが過剰に作られる原因に。
●加齢によるターンオーバーの遅れや
光老化は肌の乾燥の原因になります。
肌はみずから「保湿物質」を作りだして
角質層の水分をキープしています。
保湿物質の中でも
保湿力ナンバーワンのセラミドは
肌の新陳代謝の過程で作られるため
加齢によってターンオーバーが遅れると
保湿物質を作る力が弱くなります。
結果
保湿物質「セラミド」は減少し
角質層は水分をキープできず
肌は乾燥してしまいます。
それと同時に
肌表面で働いてくれている
バリア機能も低下するため
紫外線などの外的刺激を受けやすく
メラニンの生成が過剰になります。
メラニンの生成が過剰になり
排出が遅くなるのでは
シミが増えるのも当然ですよね。
<<年を重ねるとシミが増えたり
目立ってくるのはなぜ?>>
加齢による肌の代謝機能の低下と
過剰な紫外線ダメージ
シミにはいろいろ種類がありますが
年齢を重ねることでどんどん増えたり
色濃く目立つようになるシミの多くは
「老人性色素斑」という種類です。
はじめにもお伝えしましたが
年齢を重ねると(40代以降)
急にシミが姿を現すことが多いですが
これは直前の紫外線ダメージのせいで
できたわけではありません。
長年の紫外線ダメージによって
メラニン色素が蓄積されたものが
シミとなって肌表皮に現れたのです。
「隠れシミやシミ予備軍」って
耳にしたことありませんか?
早いと35代くらいから
目に見えるシミとなって現れてきます。
(私は40前後だったかな?)
今度は
目に見えるシミに紫外線があたると
だんだん色濃くよく目立つようになり
シミの状態はどんどん悪くなってきます。
毎日の紫外線ダメージは
新たにシミのもとを作ります。
それだけでなく
年齢を重ねるといろんな影響が重ねり
シミが増えたり目だったりしてくるのです。
<<加齢によるシミの特徴は?>>
・老化によるシミとして最も多いのが
「老人性色素斑」です。
40歳~50歳くらいがピークとなります。
・紫外線による影響が大きい
・頬の高いところや横側
頬全体にできやすい。
・5㎜~1cmほどの丸い色素斑が多いですが
中にはもっと大きいものもあります。
・はじめは薄い茶色をしてますが
しだいに色濃くハッキリしてくるのが特徴。
・もっと進行したり、年数がたつと
隆起してくる場合があり
脂漏性角化症になっていくものもあります。
※脂漏性角化症とは
シミからさらにイボのように
盛り上がってきたもの。
これもやはり紫外線の影響による
肌の老化が原因で年齢を重ねると
現れることがあります。
<<加齢によるシミの対策は?>>
★ターンオーバーを促進させる。
○生活習慣の見直し
・質の良い睡眠をしっかりとる。
寝る直前までスマホ・パソコンは見ない
寝る1時間前から寝室の照明を暗くする。
・バランスの良い食事を
特に「ビタミンA」は積極的に摂りましょう。
・代謝機能を促進する栄養素を補う
ビタミン・ミネラル・アミノ酸は
意識して補う。
○保湿ケア
化粧水をたっぷりつけることが
保湿ケアではありません。
加齢によって不足した保湿物質を
補うことです。
・保湿成分を補い肌の乾燥を改善
不足したセラミドを体内で
作り出すことは難しいけど
セラミド配合の化粧品で
お手入れをすれば大丈夫ですが
私たちの皮膚には
約6種類のセラミドありますが
特に保水力に優れた
セラミド1.2.3
このいずれかが入っている
化粧品を選んでください。
※セラミド含有量の確認を
プラセンタ配合の化粧品も
プラスするといいですよ。
乾燥肌を改善することで
低下した肌のバリア機能も
改善されます。
○角質ケア
ピーリングで古い角質を除去することで
ターンオーバーが高まりもともと肌に
存在するセラミドなどの保湿物質を
肌内部からも増やせればいいですね。
○紫外線対策
肌の老化の要因は光老化が大きい。
・日焼け止めを一年中塗る
特にUV-Bはシミの原因になる。
日焼け止めは
つける量はケチらない
ムラなく塗る
こまめにつけ直しをする。
・直射日光になるべく当たらないように。
・日傘・帽子・長袖の服で少しでも
紫外線の浴びる量を減らす。
・体の中からも対策を
ビタミンA ⇒ 紫外線や活性酸素によって
ダメージを受けた細胞の
再生を促す。
ビタミンC ⇒ 活性酸素を除去する
紫外線を完全に遮断することは
不可能なのでこのようなことに
気を付けメラニンの生成を抑制
しましょうね。
年齢を重ねることで肌の代謝機能が低下し
シミだけではなくいろんな肌トラブルに
悩むことも多いです。
20代のお肌には戻れませんが
加齢によるものだとあきらめず
すこやかな美肌を目指しましょうね。
<<まとめ>>
年齢を重ねると肌の美しさが
見た目年齢の決め手となるところが
ありますよね。
年だからとあきらめないで
・質の良い睡眠を心がける
・バランスの良い食事で不足している
栄養素を補う。
・加齢によって不足した保湿物質(セラミド)を
セラミド配合の化粧品で補う
・角質ケアでターンオーバーを高める
・紫外線対策はしっかりしてください。
加齢によるシミを改善するために
少しでもお役に立てればうれしいです。